ドイツでつくる桜餅

ドイツでつくる桜餅

大好きな桜餅。いつもは帰国の際に冷凍してドイツへ持って帰るが、当分コロナ騒ぎで帰れそうにない。仕方ない、自分でつくるか。材料の桜の葉の塩漬け、こしあん、道明寺粉、インターネットと和菓子の本を参考にすべて手作りだ。

材料(10個分)桜の葉10枚、こしあん150g、道明寺粉120g、水180g、砂糖大さじ1、塩すこし。

桜の葉はうちのアパートの裏庭にある桜の木から、柔らかそうなのを20枚ほどとってきた。葉を洗い、さっとゆで、冷水につける。50gの粗塩を100gの水で溶かしたものといっしょにジップロックにいれ、バットにのせて冷蔵庫で1週間おいておく。1週間おいても青々としていて、香りもない。もう少し長くつけないといけなかったのか。

こしあんを作る。いつものRapunzelの小豆でつくったが、うーん、なんだか食感が悪い。もしゃもしゃした感じ。味と甘さはバッチリなのに。次回からはお店で買おう。この辺でだんだんテンションが下がってくるが、道明寺粉もつくったことだし、続ける。

道明寺粉の作り方はこちら。 

道明寺粉と水をお鉢か耐熱性ボウルにいれ、電子レンジの600Wで5分。10分むらして、砂糖と塩を加えまぜる。10等分する。あんこも10等分してまるめておく。生地を掌で広げてあんこを包む。桜の葉は水に通し塩抜きして、葉脈を外側にして包む。

結果はというと、桜の葉の香りがあまりしない。こしあんのもしゃもしゃ食感は、まわりの生地の水分のせいか、気にならない。道明寺粉は大成功。総合得点は10点中7点といったところ。

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