クリスマスクッキー(Weihnachtsplätzchen)

クリスマスクッキー(Weihnachtsplätzchen)

本も出したし、そろそろ作るのにも飽きてきたが、クリスマスのお約束。今年はあげる人も少ないので半分の量で作った。私たちは12月に入ってから作り、クリスマス直前に配るのだが、ドイツの良き主婦たちは12月6日のニコラスの日までには仕上げる、という。

私の義姉の家族も、クッキーを食べるのは12月にはいってからクリスマス迄で、クリスマスが過ぎるともう食べない。1月にはいっても残り物のクッキーを食べるなんて、言語道断らしい。ええっ、会社でも時々1月の休暇明けに、誰かが残ったクッキーを持ってきてコーヒーメーカーの横においてあるよ。

早く作る人も遅く始める人も、どちらにしてもみんな1か月近くクッキーを食べ続けるのである。家で食べるのみならず、人にもプレゼントする。自分で焼かない人はお店で買う。この時期どこへ行っても出てくるのはクッキー、パン屋やお菓子屋さんのショーウインドーに並んでいるのもクッキー。そんなにクッキーが好きかね、と思うだろうが、12月の1か月で1年分を食べるせいか、ドイツ人は普段はあまりクッキーを食べない。アメリカやイギリスの映画などでは、しょっちゅうビスケットというかクッキーを焼いたり、かじったりしているし、イタリア人は毎朝クッキーを朝ごはんにしているというのに。

ところでこのクリスマスクッキー、缶に入れて保存するのだが、湿気てるんだなあ。日本で売ったら不良品として返品されるくらい、湿気ている。クッキーはサクサクと歯触りが良くなくてはいかん、と私が力説すると大概周りのドイツ人たちは、いやいや、しっとりと柔らかなのが、おいしいクッキーである、と反論する。なので日本からこのために持ってきたシリカゲルは、ほとんど使わない。

クリスマスクッキー(Weihnachtsplätzchen)
クリスマスクッキー(Weihnachtsplätzchen)