ドイツで作るずんだ餅

ドイツで作るずんだ餅

ビオのスーパーBasicで見つけた皮なし冷凍枝豆。枝豆豆腐を作るつもりで買ったが、急に思いついたのがずんだ餡。名前は聞いたことがあるが、実は食べた事はない。食べた事のないものを作るのも楽しいかと思いつつ、ネットでレシピを探すと簡単そうだ。

300g入りの袋の枝豆の半分150gで作ってみる。豆の鞘はないが、薄皮がついている。電子レンジで6分と袋に書いてあるが、これでは固すぎ。結局塩を少しいれたお湯で柔らかくなるまで茹でた。水につけながら指で押さえて薄皮を取る。ゆで汁大さじ3杯くらいと一緒にフードプロセッサーでピューレする。水気のないものはフードプロセッサーの中でまわらないので、まわるくらいの水分を入れる。鍋に砂糖50gと一緒に入れて汁気が飛ぶまで練る。団子は白玉粉と上新粉を半々に、適当に水を入れて耳たぶくらいの固さにこねる。沸騰したお湯に入れて、浮き上がってきたらさらに3分そのまま茹でる。

食べてみた感想は、うーん。甘い枝豆の味にこんなに違和感をおぼえるとはびっくりである。豆が甘いのに慣れていないからあんこが嫌いと言うヨーロッパ人のいう意味が初めて理解できた。ドイツ人元上司が初めて梅干を食べた時に、ギャー、プラムが塩辛い、とびっくりしたという話まで思い出した。豆だと思うから甘い豆がまずいと思うのだ、あんこは豆とは別物だろう、梅干しだってなんでプラムと思うかなあ、固定観念を捨てて新しいものを食べようよ、なんて常々言っていた私はずんだ餡を食べて深く反省した。目をつぶって食べてみたが、やっぱり甘い枝豆の味がする。これは枝豆でもあんこでもなく未知のスイーツである、今私は南米エクアドルにいて、地元のマーケットでインディオのおばちゃんから買ったばかりのオタバロ名物のスイーツを食べているのだと想像しながら、エクアドルの空の様に真っ青な空を見上げながら、3口目を食べる。だめだ、どうしても枝豆=塩味の呪縛から逃れられない。苦悩する私を尻目に一口食べた番頭さん、「わあ、これおいしいね!」

ドイツで買うオーガニックの冷凍枝豆
ドイツで買うオーガニックの冷凍枝豆