南イタリアはプーリア地方のバーリ風フォカッチャ。本物は天然酵母を使うが、ここでは簡単に生イーストでつくる。生地にセモリナ粉とジャガイモがはいっていて、モチモチの食感。ミニトマトとオリーブ、オレガノと粗塩を上にのせるのがバーリ風。
生地 (24㎝のパイ型)
- ドイツの小麦粉Weizenmehl 550(または強力粉) 112 g
- セモリナ粉細挽き*(伊 Semola di grano duro rimacinata) 75 g
- ゆでてつぶしたジャガイモ 20 g
- 生イースト (Hefe) 5 g
- 塩3.5g
- ぬるま湯 120 cc
- オリーブオイルエキストラバージン 18 cc
トッピング
- プチトマト 170 g
- 黒オリーブ 15粒
- ドライオレガノ
- 粗塩
- オリーブオイルエキストラバージン
*セモリナ粉細挽き(伊 Semola di grano duro rimacinata)はデチェコDeCeccoからも出ていて、ドイツのスーパーやイタリア食材店で買える。手に入りやすいドイツのHartweizengrießをフードプロセッサーやコーヒーミルで挽いて細かくしてもよい。
作り方
- 小麦粉、セモリナ粉、ジャガイモ、生イーストをボウルに入れ、ぬるま湯を少しずつ入れ混ぜる。塩を加え、さらに混ぜる。
- キッチンマシーンかハンドミキサーの混捏用フック(Knethaken)の一番遅い速度で 2分、2番目に遅い速度で5分こねる。分量のオリーブオイルを加え、生地が柔らかく弾力をもつようになる迄、10分くらいこねる。固すぎるようなら、ぬるま湯を足す。
- 生地の表面が乾燥しないようにラップか布巾をボウルにかぶせ、生地が2倍になるまで(約1時間)暖かい場所でねかせる。
- 生地を型にいれ平らにしきつめ、オリーブオイル少々をまわしかけ、生地の表面を指で押し、トマトをおく穴を作る。
- 半分に切ったトマトを、切り口を下にして穴の上に置く。 オリーブをトマトの間に押すようにのせる。オリーブオイル少々を回しかけ、オレガノと粗塩をふりかける。
- 270 °Cに 予熱したオーブンの一番下の段で約 10分間焼く。トマトが焦げすぎるようならアルミホイルをかぶせる。
- オーブンから取り出し、オリーブオイルを好きなだけまわしかける。