外見はごぼうにそっくりなこの野菜、味も食感も全くの別物である。日本語ではキバナバラモンジンあるいはキクゴボウとか西洋黒ゴボウといわれるらしいが、これらの名前をきいて、ああ、あれね、という日本人はいるのだろうか。貧乏人のアスパラガスともいわれるらしく、アスパラ用のレシピで応用が利くとのこと。
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ドイツで買うさつま芋‐続編 紫さつま芋
イータリーにあったさつま芋が最近入荷しない。売り場の店員さんも入ってこないというだけで、埒があかず、イータリーにメールを書いたが反応なし。お正月の栗きんとんの計画をどうしてくれるんだ。栗の甘露煮もつくったのに。というわけで、ヴィクトアリアンマルクトで「中身がオレンジ色じゃないさつま芋」を探しまわった。結局見つからなかったが、代わりに紫さつま芋を発見。
Continue reading “ドイツで買うさつま芋‐続編 紫さつま芋”ポルチーニ茸(Steinpilze)
ドイツ語ではSteinpilzeというが、日本ではポルチーニ茸というイタリア名の方がよく知られているようだ。ミュンヘンで売っているのは、8月から11月上旬くらい。森にも自生しているが、簡単には見つからない。普段私が買うのはヴィクトアリアンマルクトのキノコスタンド。
Continue reading “ポルチーニ茸(Steinpilze)”ドイツで食べる梨
最近イタリア産の梨がおいしくなった、ような気がする。洋梨ではなく、日本の梨。その名も「Nashi」。味は豊水とか長十郎とかに近いかな。イータリーとビオのチェーン店Basicで売っている。
アンズダケ(Pfifferlinge)
バイエルンではReherlともいう。夏の終わりから秋にかけてでてくる野生のキノコ。ドイツでは商業目的のキノコ狩りが法律で禁止されているため(地域によっては許可制)、売られているもののほとんどが東欧産。野生のキノコ(ポルチーニ茸やアンズダケなど)といえば、チェルノブイリ原発事故後のセシウムの残留が、忘れたころに話題に上るが、そのセシウムが蓄積されやすいのがこのアンズダケらしい。
Continue reading “アンズダケ(Pfifferlinge)”ドイツで買うさつま芋
ジャジャジャジャーン!ついに見つけた、さつま芋。süßkartoffel(直訳=スイートポテト)という名前で売られている、中身がオレンジ色のシャリシャリさつま芋ではありません。ホクホクで日本のさつま芋に限りなく近い、ほんのり甘いさつま芋。原産国はイタリア。出所はミュンヘンのイータリー。商品名はやっぱりSüßkartoffel。
Continue reading “ドイツで買うさつま芋”かぼちゃ(Kürbis)
おいしいかぼちゃが出始めた。ドイツでも人気上昇中の黒皮栗かぼちゃ。毎年11月中旬には入手が難しくなるため、今せっせと買ってせっせと食べる。Grüner Hokkaidoあるいは、Sweet Mama、Delicaという種類がある。厳密にはGrüner HokkaidoのサブカテゴリーとしてSweet Mama、Delica、Hokkoriなどがあるらしいが、よくわからん。
Continue reading “かぼちゃ(Kürbis)”イチヂク(Feigen)
ドイツで買えるイチヂクはイタリアかトルコ、スペインあたりからくるものが多い。私の知っているヨーロッパ産のイチヂクは濃い紫色のと、緑色のもの。緑色の方がねっとりとしていてより甘い。皮ごと食べられる。
Continue reading “イチヂク(Feigen)”ドイツで買う山芋とむかご
ミュンヘンの街中ヴィクトアリアンマルクトにあるオーガニックの店 St.Michaelshof で山芋とむかごが買える。
Continue reading “ドイツで買う山芋とむかご”ドイツで桜餅
大好きな桜餅。いつもは帰国の際に冷凍してドイツへ持って帰るが、当分コロナ騒ぎで帰れそうにない。仕方ない、自分でつくるか。材料の桜の葉の塩漬け、こしあん、道明寺粉、インターネットと和菓子の本を参考にすべて手作りだ。
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